風量アップで電気代節約とは?

2025年09月26日 01:35

温度を下げるより風量を上げた方が電気代削減になる理由とは?

夏の暑い日や湿気の多い時期、エアコンのリモコンを手にするとつい「温度をもっと下げよう」と考えがちです。しかし実は、温度設定を下げるよりも風量を強めにする方が電気代削減につながることをご存じでしょうか?

本記事では、その仕組みをわかりやすく解説し、さらに効率的にエアコンを使うコツもご紹介します。



エアコンの電気代は「温度差」がカギ

エアコンは、室内の空気を取り込み、冷媒を使って熱を奪い、冷やした空気を再び部屋に送り出す仕組みです。この時にかかる電力の大部分は、設定温度と外気温の差を埋めるために使われます。

例えば、外が35℃で室内を25℃に設定する場合、10℃の温度差を埋める必要があります。一方、設定を27℃にすれば差は8℃になり、エアコンの負担は大きく減ります。

つまり、温度を1℃下げるごとに消費電力が増えるのです。一般的に冷房の場合、1℃下げると電気代は約10%上がると言われています。



風量を強めると体感温度が下がる

では、暑さをしのぐにはどうすれば良いのでしょうか?そこで役立つのが風量調整です。

エアコンの風量を強めにすると、部屋の空気がよく循環し、冷たい空気がムラなく広がります。さらに、風が体に当たることで体感温度が2〜3℃下がる効果があります。

つまり、設定温度を必要以上に下げなくても、涼しさをしっかり感じられるのです。



自動運転よりも「風量強め」が節約に?

最近のエアコンには「自動運転」機能が搭載されています。これは室温や湿度を感知して風量を調整する便利な機能ですが、意外と電力を消費するケースがあります。

例えば、設定温度を低くしたまま自動運転にしてしまうと、必要以上にコンプレッサーが稼働し続け、電気代がかさみます。

一方で、設定温度は少し高め(26〜28℃)、風量は強めにしておくと、快適さを保ちながら節電効果を期待できます。



扇風機やサーキュレーターを併用するとさらに効果的

風量アップの考え方をさらに応用すると、扇風機やサーキュレーターの併用がおすすめです。
• 部屋全体に冷気を循環させる
• 上下の温度差を解消(冷気は下にたまりやすい)
• 風の流れで体感温度を下げる

エアコンの風量を最大にしなくても、扇風機を組み合わせれば効率良く涼しくなり、電気代削減につながります。



電気代を抑えるもう一つの秘訣「エアコンクリーニング」

いくら設定を工夫しても、エアコン内部が汚れていると効率は大幅に低下します。フィルターや熱交換器にホコリやカビが詰まると、空気の流れが悪くなり、余計に電力を消費してしまうのです。

その結果、
• 冷房効果が弱まる
• 部屋が涼しくならない
• 電気代が高くなる

という悪循環に陥ります。

定期的なフィルター掃除はもちろん、プロによるエアコンクリーニングで内部のカビやホコリを徹底除去することが、節電にも直結します。



まとめ
• 温度を下げすぎると電気代が大幅に上がる
• 風量を強めると体感温度が下がり、節約につながる
• 扇風機やサーキュレーターを活用すればさらに効率的
• エアコンクリーニングで内部を清潔に保つことが大切

無理に温度を下げるのではなく、風量調整や清掃でエアコンを効率よく使うことが、快適で経済的な夏の過ごし方です。



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